「夢が夢じゃなくなるその日まで」が福丸小糸すぎる

こんばんは〜

THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 06に収録されている「夢が夢じゃなくなるその日まで」があまりにも小糸ちゃん過ぎてこれはヤバい~~~~となったので記事にしています。

というか他2曲もあまりに強くて、完全に名盤確定なわけでどうしてこうなってしまったの~と頭を抱えています。

とりあえず本記事はこの曲のどこが福丸小糸ちゃん過ぎるのかを書いていきます。

記事中に出てくるW.I.N.G.やG.R.A.D.についてはそれぞれ別記事で書いておりますので良ければ読んでください。

W.I.N.G.

努力し続けるアイドル──福丸小糸── - おたくのにっき

G.R.A.D.

「目標」とはなにか──福丸小糸── - おたくのにっき

 

 

 

CANVASシリーズのコンセプト

一応前提としてのシリーズコンセプトを整理します。

今回のシャニマス曲のユニットCDには「@」が入らないという意味ありげがな感じになっています。自分としてはシャニマス5thから次のステージに踏み出したシャイニーカラーズが最初にキャンバス(=白紙の画布)に描くようなテーマの楽曲をリリースしていくという認識です。

 

ノクチルの場合、まずジャケ写の彩度が高さが目立ちますよね。

GR@DATE WINGの淡い色合いから見ると個人の色がすごくはっきりしています。

そしてその色を作っている傘が良い、、、今回使用されているビニール傘は、本来透明な傘の部分がそれぞれのキャラクターの色になっているという演出で、「チルアウトノクチルカ(= さよなら、透明だった僕たち)」を体現しています。

アイドルたちが水面に仰向けになって空を見上げているのも、ただ前を向いて走っていたところから、空を見上げ各々が目指すアイドルを見ているように感じられて𝒗𝒆𝒓𝒚 𝒈𝒐𝒐𝒅...

 

 

歌詞

この曲の歌詞は、ノクチルがそれぞれアイドルとしてどんな風になっていきたいか、みたいな、本当に王道アイドルユニットの1曲目みたいなコンセプトで作られているのかなと思います。だからこそ、ノクチルの中で唯一と言っていいくらい王道アイドルに近い小糸ちゃんにピッタリなんだと思います。

以下歌詞に対して感想を書いていきますが、ユニット"ノクチル"を切り離して、福丸小糸目線で見ていますのでご了承ください。

 

 

初めてを見つけたあの日

全部が輝いて見えたんだ

手を伸ばせば届きそうなくらいに

ただ眩しかった

自分としては、"なりたいアイドル"を明確に見つけたW.I.N.G.優勝の日が「あの日」であり、「眩しかった」のはお客さんだと考えています。

小糸ちゃんにとって"なりたいアイドル"とは

自分の居場所がなくて困っているファンにとって楽しい居場所を作れるアイドル」で、その理由も居場所を追い求めその痛みや苦しみを小糸自身が強く知っているからです。だからこそお客さんを凄く身近に感じられるのです。そんなお客さんの楽しそうな表情やペンライトを眩しいと表現しているのかなと思います。

 

 

かすかに胸に芽生えた思いは

気づけば理由に変わっていた

W.I.N.G.を通して、最初は幼馴染3人と一緒に居たいという気持ちでアイドルを始めますが、優勝までの過程で「何のためにアイドルをするのか」が変化し、その思いがだんだんと形になっていきます

 

 

どんなに遠く離れた未来でも

昨日より今日、今日より明日

夢が夢じゃなくなるその日まで

せいいっぱい まっすぐに追いかけて きっと

いや~~好きすぎる…。

まず「せいいっぱいまっすぐ追いかける」って表記も相まって小糸過ぎません?

ただがむしゃらに頑張っているのではないんですよね。

G.R.A.D.でも結果が出なくて焦っていたところから、Pと一緒に自分の目標を改めて見つめなおして、そのために何が必要で…と試行錯誤していく小糸がこの「せいいっぱいまっすぐ」という部分に詰まっているんだと思います。

いつだって僕らはやソロ曲と同じ「せいいっぱい」でも小糸が歩んできた約3年の重みが乗っていて全く別物になっているんですよね。

 

「昨日より今日、今日より明日」は僕らだけの未来の空の「踏み出した昨日が 初めてを見つけた今日が 明日を呼んでる」過ぎるのでそれ以上でもそれ以下でもないですが、それもまた小糸ちゃんに凄くピッタリです。

一歩勇気をもって踏み出した昨日、そこから何かを見つけられた今日、何かをもってまた次を踏み出す明日ってコミュの「教科書を閉じたら」「ふたつ丸を重ねて」とかが想起されます。それにきっと小糸ちゃんは毎日一歩踏み出して「明日」を追い求めているでしょう!(オタクの妄想)

そんな姿を想像しながら書かれた歌詞に思えて仕方がないです、はい。

 

 

数えたらキリがないくらい

何度も挫けそうになった

そんな時は決まってあの日に見た

景色思い出すんだ

いや~~ここも小糸過ぎるだろ……。前半は小糸パートで言うことがありませんし、何度も失敗して、その度自分にはできないかもしれないと思ってしまっても、

「あの日」W.I.N.G.で見た景色を思い出してファンの期待に応えるために頑張ろうと立ち上がるんですよね。

 

 

駆け出して、転んで、立って、一息

そんな繰り返しの日々でも

ここの「一息」という歌詞、ノクチルらしさにあふれていてすごく好きなのですが、一見すると従来の小糸っぽくはないんですよね。どちらかというと慌てふためている方が小糸ちゃん感あります。

ですが、G.R.A.D.で敗北した時のコミュでも、悔しさがあっても次はどうしようかと冷静に立ち直り、失敗を取り繕うのではなく受け止めて次を見据えることができるようになっています。きっとデビュー時にはできなかったことで、そんなフレーズを歌えるようになったことにすごく成長を感じます(そもそもソロ曲で同じようなパートがある)

 

 

自分で選んで決めた道だから

これしかって思ってきたから

誰よりなにより自分自身を 夢を

信じ続けたいんだ ずっと

わたしの主人公はわたしだから!じゃ~~~~ん!!!!!

自分を卑下してきたことが多い小糸にとって、自分自身を信じ続けることってかなり難しいことでしょう。でも今の「わたし」を認めて信じること、そこからどうするかで道を切り開いていけると小糸は知っているんですよね。

明日突然羽が生えたようになにかがうまくいくわけではないけれど、地道に1つずつクリアしていくことで、自分の信じている夢を叶えようとするのが小糸の決めた道だと思います。

 

 

どんなに遠く離れた未来でも

誰かに無理だと笑われても

届きそうで届かない光を

せいいっぱい まっすぐに追いかけて

夢が夢じゃなくなるその日まで

LaLaLa...

ここの追いかける対象が先ほどは「明日」だったのに対して「光」になっています。

その「光」ってなんなんでしょうか?ノクチルの他のメンバーでしょうか?

小糸にとってノクチルの他3人はいつまでも憧れの対象であることに違いないのですが、ここでいう「光」とは先ほど書いた「理想のアイドル」だと私は思います。

この「光」は目指す姿で、そこに向けて走っていくことを表現しているように感じました。

もちろん幼馴染3人の背中が「光」であり、その背中を追いかけるというようにも受け取ることはできますが、CANVASシリーズのリニューアルされた新しい1ページ目として考えるならば、そうではないような気がしています。

というのもこの曲は、全体を通して今までリリースされた楽曲のフレーズを引用しつつも、「僕ら」とか「一緒に」みたいな"4人"感が出るフレーズは意図的に盛り込まず、個を意識させているように感じます。

最後のLaLaLa...は今まで内向きに向いていた彼女たちが外(ファン)に対して呼びかけているようになっていて良いですよね。

 

 

最後に

というように、小糸ちゃんのために作られたんじゃないかってくらい楽曲が寄っているんですよね。まあ半分くらいは強引にこじつけたようなものですが、それだけ小糸ちゃんにもこの楽曲にも魅力がたくさんなんですよね…。

勢いだけの記事を読んでいただきありがとうございました。

 

わたしの主人公はわたしだから!を整理する

こんばんは、久々に記事を書いています。

283PRODUCTION SOLO PERFORMANCE LIVE「我儘なまま」が近づいてきたので改めて小糸ちゃんのソロ曲を振り返ろうと思います。

ちゃんとした考察とかではないです。ただただライブで聞くにあたって整理しておこうという記事です。いちオタクのいちブログです、優しい目で見てください。

 

 

 

楽曲タイトル

「わたしの主人公はわたしだから!」というタイトル、流されがちでなにかに振り回されている小糸にとって、自分を突き通そうとする信念を表しているように感じます。"!"からもそういった意思を感じますよね。

「私」ではなく「わたし」なのも小糸ちゃんらしい、今までのコミュも「わたし」であったりしますし。

 

 

テーマ

ポップで明るい、コーレス山盛りの楽曲で、てっきり小糸ソロはゆったりでジーンとする曲かなと思っていた覚えがあります。個人的にはこちらの方が聞きやすいので嬉しい。

自分の弱さに対して彼女なりの向き合い方を見つけ頑張ろうという曲で、聞いているこちらも頑張ろうと思わせてくれます。初めて聞いた時めちゃくちゃ泣きました…。

コーレスがたくさんあるのも、小糸にとっての居場所はファンとともにあるようなことを示しているようですごく良いです。それにそのコーレスも鼓舞するような内容なのも誰かのためにこの曲を歌おうとする彼女の一生懸命さが伝わってきて良い…。

 

 

歌詞

コーレス山盛りなので印象に残った部分をピックアップしていきます。

 

走って 走って また転んで
ダメダメなわたしだけど・・・本当に
大丈夫 大丈夫 言い聞かせて
気持ち落ち着いたら 頑張ろー!(せいいっぱい!)

オーディションに落ちても、ダンスがうまくいかなくても「大丈夫!」と言い聞かせて前を向く小糸ちゃんがすごく思い浮かびます。

がむしゃらに頑張るのではなく「気持ち落ち着いたら」なのも小糸ちゃんの"頑張り方を知っている"感じが出ていて素敵だなと思います。今まで幾度もくじけながらも立ち上がって努力してきた彼女が歌うとより一層染みます。また聞いている相手に対しても、焦らず頑張っていこうと伝えているようで小糸ちゃんのやさしさが出ているなと思います。

 

もっと ちゃんとそつなく こなしたい(バッと)
いつの 日にか みんなみたいに(きっと)

"そつなくこなす"って小糸ちゃん過ぎてめっちゃパンチラインなんですよね。

他のメンバーのように軽くこなすのに憧れているのと、自分がアクションを起こすことで現状へ変化が加わってしまうことを恐れている2つの意味が見えて良いです。

 

どんなに遠くたって(ずっと)
追いかける 追いつくまで!

W.I.N.G.編からの引用で、彼女のより諦めない心意気が表現されていて好きです。

 

理想は よゆーで 何でもできて
憧れられちゃったりして(パーフェクト)

でもね でもね わかってるよ
わたしはわたしだもん 頑張ろー!(めいいっぱい!)

理想(=ノクチルメンバー)へのリスペクトと強い憧れは小糸にとって心の支えでもあり呪縛にもなっていて、最初の4小節だけを聞くとうぅ…となります。

でもそのあとに「わたしはわたしだもん」と自分自身を認めてあげる彼女を想像すると本当に…。

これもまた小糸がファンのみんなに伝えたいことなのかなと思うとめちゃくちゃに良いですね、居場所を追い求めてその痛みや苦しみを知る彼女がこのフレーズを歌うことにすごく意味があると思います。

 

同じ 夢を 見つめていたい(ずっと)

小糸にとってノクチルの皆がすべてであり、そんな彼女がこのフレーズを歌うのはグーなのですが、「アスファルトを鳴らして」を聴いてからだとよりグッときてしまいます。

 

 

ソロ曲なのか?キャラソンなのか?

シャニマスのソロ曲は、珍しく(?)シャニマス世界線の彼女らが等身大で歌う楽曲が多いように思いますし、それがこのシリーズの強みに思います(いわゆるキャラクター紹介ソングがあまりない)

では小糸ちゃんの楽曲はどうでしょうか?

最初聞いてた頃はシャニマス世界線のアイドル福丸小糸のソロ曲、というよりも我々向けのキャラクターソング的な位置づけだと認識していて、ちょっとだけそうかぁ…って気持ちでした。

なぜキャラソンなのかというと、「努力」というのは小糸ちゃんにとって"負の象徴"であり、それを他人に見せるというのは今の彼女からは想像できないのです。

W.I.N.G.はもちろん、GRADではそれがトリガーとなるシーンもあったり、「できない自分をさらけ出して且つ努力している姿を見せることはまだ難しい」と明言しています。

それを踏まえると、この曲をソロ曲と捉えるには現状無理があります。

 

ですが、ソロ曲と捉えることも不可能ではないとも私は思います。

まず、上記セリフでも「まだ難しい」と言っている点です。

小糸ちゃんとっても自分がその道が歩むことも無理ではないと思っているはずですし、彼女ならそれを選ぶと思います(妄想)

なので小糸ちゃんがこの先もっと成長していったら、きっとファンの前で胸を張ってこの楽曲歌う日が来てソロ曲へと変化すると思います。

そしてもう1点、仮にこの楽曲が福丸小糸のソロ曲だとしたら、シャニマス世界線のファンからどう見えるのかというのを改めて考えてみると、結構しっくりくる点です。

なぜしっくりくるのかというと、我々(私)とシャニマス世界線のファンの思う小糸の魅力は似通ったものだと思うからです。

天塵では事故ながらも1人だけ真面目に歌う姿、ファン感謝祭ではファンに向けて手紙を読んだりと真摯にファンと向き合い、アイドル活動に意欲的に取り組む姿勢がファンからも見えています。ノクチルの他3人がああいった感じなので余計にその印象が強いでしょう。

もちろんコミュを読む我々(私)からしたら彼女がどれだけファンを大切にしているかは言うまでもないです。

挙げるなら、W.I.N.G.編の最後に「ファンにとって楽しい居場所を作れるアイドル」になりたいと小糸は言っています。

真面目でファンを大事にするアイドルというイメージはファンも我々(私)も同じだと思います。

 

この2点をもってしてみれば、今後の未来で福丸小糸がこの曲をファンに向けて歌うこと(=ソロ曲として歌うこと)には違和感がないと思います。

なんならファンにとっては今歌われても違和感はないでしょう(小糸は全力で嫌がりますでしょうが)

 

つまるところ私が言いたいのは、この楽曲は「キャラソン」でもあるが、「ソロ曲」にも化けるというハイブリッドスーパーソングということです。

オタク、ファンのどちらにも響く楽曲になりえるという可能性の塊であり、それこそ福丸小糸なんですよね。

とはいえソロの1曲目を無難な曲じゃなくて、これを歌わせようと思ったのはなかなか攻めてると思います。結果賛否両方を観測しましたし、いい意味でも悪い意味でもシャニマスっぽいなといった感じです。

 

 

最後に

最後に文句を言うなら、このライブまでにソロコレは出し切っとけよ!と常々思います、すごくもったいないです。

さて色々と書いてきましたが、曲の感じ方はそれぞれですのでなにが正しくて何が違うとかはないと思います。この記事もいちオタクの戯言です。

ただライブでの解像度をあげていきたい一心で書いているだけです。

7/22,23は精一杯楽しみましょう。

読んでいただきありがとうございました。

「目標」とはなにか──福丸小糸──

そろそろノクチルのLanding Point編コミュが追加&LW07発売ということで、その前に実装された小糸ちゃんのGRAD編について振り返ってる記事です。

というのは建前で、途中まで書いたけど完成させるの面倒くせ〜みたいなやつの消化です、すみません。消化なのでしっかりとした考察はしていませんのでご容赦ください。

あと個人の感想と妄想がだいぶ含まれますので、それを承知で読んでいただけると幸いです。

目次

 

 

 

いつかとべるように

タイトルは一見上向きな小糸の気持ちが現れているように思えますが、どちらかというと不安な感情が強かったコミュでした。

自分のやっている練習は「なんのためでもない」練習ではないのかと疑問を持ち、ただ頑張ることで、自分の目指す「ファンに元気をあげられるアイドル」に、「ファンの応援に応えられるアイドル」になれるのかと小糸は考えます。

そんな中、浅倉の仕事の付き添いからレッスン室に戻ってくるプロデューサーからGRADへの挑戦を持ちかけられます。

ここの同じユニットの浅倉は仕事をしているのに自分は仕事をもらえず練習をしている状況は、置いていかれている自分を感じざるを得ない描写で辛いものだなぁと思いました。

GRADへの挑戦を即決する小糸の姿は、「なんのためでもない練習」ではない「なにか」のため、「結果」を残すことでファンの気持ちに応えたいという焦りが強かったように思えました。

 

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WINGコミュの記事でも触れましたが、小糸は「結果主義」なのかもしれないですね。のちのコミュでもそうですが、常に「結果」という呪縛に苦しめられているのだと思います。

 

 

 

 

空で呼吸する方法

このコミュタイトルは、GRADで戦っていくための方法、もしくはアイドルとして活動していくための方法みたいな意味だと考えました。

そのためになにが必要か、プロデューサーは「結果」だけじゃなくて「過程」も必要だと小糸に伝えたかったのだと思います。GRADにおいて、アイドル活動において「結果」はもちろん大事ですが、それに至るまでの「過程」もまた欠かせないもので、特に小糸にとってより重要だとプロデューサーは考えています。

WINGコミュ「ガラスの嘘」や「ここにおいでよ」でもあった通り、小糸の努力する姿は多くのファンを、ファンでない人も元気にする魅力があることをプロデューサーは知っています。

だから小糸の練習する姿をSNSに載せようと考えたのだと思いました。

セリフにもちょくちょく出てきますが、「最大限サポートする」という気持ちが強くでてしまったのかなと思います。

 

しかし小糸はそうは受け止められません。

「結果」を得るために、頑張っている姿(いわば自分の弱さ)を晒し、そしてその憐れみから応援してもらおうと、そうでもしないとGRADで、今後アイドルとして、やっていけないと感じたのだと思います。

それを自分が一番信頼している、自分のことを誰よりも理解してくれているはずのプロデューサーから言われてしまったらそれはもうショックですよ、ホントに。

 

そしてここからプロデューサーと小糸で認識のズレが明確に生じたのだと思います(ズレは最初からあったような気もしますが)。

小糸にとってGRADは「結果」を出してファンやプロデューサーの想いに応え、より多くの人に知ってもらおうとしていた目的だったのでしょう。

プロデューサーにとっては、このGRADを通して、「結果」や「過程」を見てもらい小糸の良さを知ってもらい応援するきっかけを作りたい、そしてファンの応援にも応えるという目的であったように感じます。

同じようで少し違っていて、このズレがすれ違いを生んでしまったのでしょう。

 

てかこのシーンでBGMなくなるの怖すぎてトラウマになりそうでした。

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わたし

昨日の出来事がショックで、勉強にも手が付かないまま寝落ちしてしまいます。

小糸にとってこのGRADは、「結果」を残さないといけないモノで、そのためのレッスンはもう「なんのためでもない」もので、拒否することなく「やらなきゃいけない」という一心で練習へと向かいます。

「自分の下手な練習風景を載せてまでやらないと自分では結果が残せないんだ」とそんな否定的な気持ちを持って取り組むレッスンでは当然ミスをしてしまい、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

それでも小糸はプロデューサーに頼ろうとします。こういうところはWINGからの変化ですよね。普通に涙腺に来ました。

と思ったのも一瞬で、電話での会話は見てられませんでしたね……。プロデューサーさん…って呟いてました。

ここが特にヤバかったですね。

 

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今の練習姿をさらさないといけないのか、もっとできるようになってからの姿ではダメなのか、という問いにも取れてしまって、プロデューサーの返答は結局すれ違いしてしまうわけですが(これは仕方ない)…。

 

ついに本音をぶちまける小糸、しびれましたね。電話のぶつ切りが良い味出してました。

このコミュは読み返すたびにウッってなります…。

 

 

 

 

GRAD予選

そんな状態で迎えた予選、SNSで自分の下手な姿を散々晒してまで立つこのステージ、結果を出さなくてはと小糸はどんどん追い込まれてしまいます。

勝利後のこのセリフ

 

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めちゃくちゃ辛い、勝ったはずなのに全然喜べないですよ。

敗北後コミュの方が次に向かってるって感じがしましたね、、、(GRADコミュは大体そう)

 

 

 

 

カナリヤは歌わない

このコミュ、めっちゃよくできてるなぁと思いました。

 

タイトルの「カナリヤ」というのはやっぱり小糸を表しているのでしょう。

このタイトルを見てカナリヤの生態を調べましたが、シナリオライターはよく思いつくなぁ…と唸ってしまいました。

 

非常にか弱い生き物であり、その鳴き声は美しい歌声のようで、自立心の強い、そんなカナリヤは、まさしく小糸にそっくりだなと個人的に思いました。

「カナリヤは歌わない」という表現についても諸説ありそうですが、自分的にはコミュを通して3つ意味があるのかなと思いました。

1つ目は、小糸が意思をもって自分の努力を主張したくない(謳わない)ことです。

今回のSNSのように「努力を見せたくない」という彼女の意思に反しているのは明白で、どうしてもそのやり方に対してプラスな感情はありません。それを表現しているのだと思います。

 

2つ目は、「炭鉱のカナリヤ」という用語の引用です。危険の前兆の知らせという意味です。

この言葉の由来は、昔、炭鉱を調査しようと考えた人が、人よりも毒ガス(毒素)に敏感なカナリヤを連れていき、先に毒ガスを感じてさえずらなくなるカナリヤを見て危険かどうかを判断していたところから来ているようです。

話を戻すと、今の小糸もまたその状態にあり、これ以上この状態が続けば、死、つまりアイドルとして前に進めないことを示しているのだと思います。

 

3つ目は、「かなりや」という童謡からの引用です。

作詞は西條八十さん、作曲は成田為三さんで、一部歌詞を抜粋すると、

 

 歌を忘れたカナリヤは

 象牙の舟に 銀の櫂

 月夜の海に 浮かべれば

 忘れた歌を 思い出す

 

という内容で、人の解釈によりますが

 

美しい歌声を持つカナリヤが歌を忘れてしまっても、優しく、ゆっくり、時間を与え、カナリヤの居場所を作ってあげることでまた歌を思い出すでしょう

 

と歌っているのだと思います。これをこのコミュに落とし込むと、

 

小糸にとってプロデューサーといる時間は、アイドルとして育った彼女の居場所であり、そしてその中で2人が話し合う時間を作り、お互いの心情を話すことで、また小糸は前を向いて走り出すことができるでしょう

 

とちょっと強引かもしれないですが、こんな感じに自分は解釈しました。

コミュでは、小糸が頑張る姿をあまり見られたくないことを知っていたのに、望まない方法を取ってしまい、小糸の気持ちをないがしろにしてしまったことをプロデューサーが反省し、小糸も今の自分の気持ちを伝えます。

応援してもらうきっかけとしてそういう自分の姿を晒していくことも必要であること、また、努力したり苦悩と向き合っているのは自分だけじゃない、みんなそれぞれに戦っていること…。

 

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それがわかった上でも、今の自分には「弱い部分を晒してでも自分の頑張りを見てもらいたい」といえるほどの強さがないこと…。

 

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そうやって、今の小糸の活動について、お互いの気持ちを再確認し、すれ違うことなく、もう一度一緒に前へ進もうと決断します。

 

ここの、自分の今を伝えることも小糸の立派な強さですよね。あと「おみくじ結びますか」を意識しているというか、正直読んでないとちょっと「ん?」ってなるのもオタク心をくすぐっていて非常に良いですよね(引けて本当に良かった)。WINGを想起させるコミュでもあって、よりそこからの成長を感じられてオタクスマイルが止まりませんでした。

とはいえ、こういうことって、今までなかっただけで起こりえる話ではあったとも思うんですよね。

このコミュにももちろん成長や絆も生まれているんですが、結局Pが小糸を傷つけないような立ち回りをして、小糸は籠の中の鳥で、庇護される対象のままなのかなという印象も多少はありました。

 

 

 

 

ゆううつな受動態

この福丸小糸っぽいコミュタイトル、良いですよね。「ゆううつ」という難しい漢字をあえてひらがな表記にして、中学英語でやった「受動態」を拾ってくる感じがキタキタキタwになりますよね(なるか?)

 

WING「ガラスの嘘」と同じような転換期がここにはあったなと思います。

あのときは応援に応えようと、アイドルを続ける意思をもってプロデューサーとともに一歩踏み出しました。

 

今回は、いつまでも「何か」を待ち続け、漠然と「何のためでもない練習」をすることをやめて、目標のために自分で考え、行動しようと決意しました。

 

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ここは想像ですが、ここの決意は、アイドル活動だけのことではなくて、今までの小糸の人生を含めたモノなんだと思います。

というのも小糸は今まできっと、受け身で流されることが多かったのだと思います。

勉強で例を挙げるなら、幼馴染みと同じ中学に通いたかったけれど、親の意向に逆らえず中学受験を受けさせられて、そのためにただ勉強をして、ずっと「何か」を待ってしまっていたのでしょう。そんな後ろめたい受け身な自分のことを「ゆううつな受動態」とタイトルで表現しているのだと思います。

 

そして小糸はその決意をプロデューサーに打ち明けます。

ここのプロデューサーの受け答えの選択肢がどれも良いんですよね。(個人的に一番好きなのは「やっぱりすごいよ」です)

小糸の理解者であろうとしつつもそれを伝えていきたいというまさにプロデューサーたる正統派な感じがとても好感持てちゃいます。やっぱりプロデューサーさんはオタクには厳しい気がしますね。

 

そしてGRAD優勝宣言……このことをきっと家で1人で考えて、「自分には大それてるかな…でもやろう。」って決めてるんだと思うと愛しくて仕方ないですよね。

「いつかとべるように」の漠然とそこに結果を残さないといけない焦燥感に駆られている小糸はいなくて、自分のなりたいアイドルのためにこのGRADを優勝しようとする小糸がそこにいるのだと思います。

小糸にとってGRADを優勝することは「結果」ではなく「過程」で、自分で決めて目指す目標のための道にすぎないのでしょう。

前のコミュまでには感じられなかった小糸自身の変化がこのコミュにはあってここまでフッてたんだなぁってなってました。

 

やれるぞ…小糸……!

 

 

 

 

 

GRAD決勝

の前の敗者復活戦ですが、ここめちゃくちゃ良いですよね。

 

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いやぁ〜全オタクこのシーン好きになるだろ…。「お互いに知っていること」を知っているということ、それがどれだけ心強いか、、、。

てか敗者復活勝利後なんて実質TRUE ENDみたいなコミュしてるの腹立ますよね(?)

小糸〜〜〜〜〜〜〜!って感じだしマジでGRAD負けられんとなった思い出があります。

 

続く決勝

決勝前のセリフでも、優勝してもさほど目標としているアイドルに近づけるわけでないことを理解しているんですよね。

優勝という結果や他者からの評価も重要だけど、もっと大切なのは自分自身の成長で、自分の意思でなろうとすることなのですよ…!(たぶん)

そして優勝後のこのセリフ

 

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すごく感情が詰まっていてめちゃくちゃ良いんですよね。

少し寂しそうで、でもやり遂げた感動とか喜びも混ざっているようなこの声色が本当に良い。

 

敗北後のセリフは、しっかり負けてるんですけど、「次」を見据える二人の会話は安心して聞いてられます。

じゃあ次どうするか、そうやって転んでも立ち直る速度は早いんですよね、3人に追いつこうと必死に前を向いて頑張ってきた小糸なら大丈夫だとそう思えます。

 

 

 

 

すこしだけはねて

本当に大して変わらないってところがノクチルっぽさを感じさせてくれて良いですね。

とはいえ挨拶したディレクターが自分の名前を知っているという変化は確実に起きていて、前に進めている証も確かに存在しました。自分で考え行動して成し遂げたGRAD優勝で、その成果が出ることが小糸にとって自信につながると思います。

 

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そして来てほしいと言われた仕事に対しても、2人で考えて答えを出そうとする姿勢が本当に素晴らしい。序盤では仕事を即決していたけれど、こうやってがむしゃらに焦ることもなく次はどうしようかと考えている2人を見ているだけで幸せです。

まだ空を飛ぶには時間がかかるのかもしれないけれど、徐々に彼女はとべるようになっていくんですよね…。

最後の笑顔、マジでオイッッッッッ!!!ってなるくらいにそりゃあまぶしくて仕方がない……。

てか本編中たぶん一度も「よゆーです!」とか言ってないの素敵すぎましたね。

 

 

 

 

最後に

ここまで読んでくれたオタク、ありがとうございます。自分でそこそこちゃんと書いたつもりなので駄文とか言わないですけど、それでも拙い文章になっているとは思うのでマジで感謝です。

こうやって改めてコミュをじっくり読み解くと本当に面白いですよね。「なんでここはあーだったんだろう」とか思う人は、こんな浅瀬考察とは比にならないくらい考察している方もいるはず(たぶん)(深そうなのはめっちゃあった)(ちゃんと読んでない)なので、そちらを読んでください。自分も暇だったら読みます。

そういえばソロ曲とGRADの感じが全然違うという意見を見かけましたが、ソロ曲は小糸のコンセプトって認識だったのでそういうのもあるんだなと思いました。

久々にこういうブログ書いているので叩かれないか不安です。1人のオタクの一見解なので「ふーん」で見逃してください。

てか次の新曲楽しみですね、ジャケット何気に小糸センターだし。LPも来るしPカップも来るしリリイベ行きたいしで色々ありますが全部楽しみですね。それでは。

努力し続けるアイドル──福丸小糸──

五億年ぶりにブログを書こうと思ったのですが、書き方を忘れてしまったので文末もですますに戻ってしまいました。内容はシャニマスに追加された新アイドルたちの1人、福丸小糸について、どんな子なのか自分なりの感想と考察を書きました。最後のWING後も書いているので、ぜひ一度小糸をプロデュースしてから読んでいただける幸いです。

 

なりたいものはなあに

小糸はオーディションにて事務所に入所、幼馴染みんながプロダクションに入るということでみんなと一緒に居たい気持ちでアイドルを志します。そのため、どんなアイドルになりたいかがまったくありませんでした。

 

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ここのコミュは小糸ちゃんの中途半端な感じと、幼馴染への想いが強いというのがよく表れているなと感じました。最後の親御さんフラグを含め受け答えもあまりままならないところが高校一年生っぽさを出していましたね。前半通しでそうですが、プロデューサーには警戒しまくりで、知らない人を怖がっている印象を受けました。

 

 

想いはお砂糖づけ

コミュタイトル的には、小糸ちゃんの幼馴染への想いとその行動がレッスンしているみんなに良い影響を与えているというところに「砂糖づけ」がかかっているんだと思いました。

前半の親御さんに許可を取っておらずおどおどした様子は拙さが出ていて、「お」砂糖「づけ」なんかはその表現だったりするのだと考えています。小糸のひたむきな想いは周りに良い影響を与える砂糖漬けのようで、その一方ちょっとした嘘を隠し通せると思っている甘い考えがあったり良くも悪くも16歳なんだなと思います。

 

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私生活のことを褒められてもあまりいい顔しなかった小糸が、幼馴染の話をした途端にテンションが高くなるのに対し、普段の会話はすぐに途切れて「……」が増えたりPの「そういえば」から始まる会話ばかりで極端だなと感じました。距離を感じさせるシーンが多くあーコレコレwって感じしましたよね(?)

最後には内弁慶な子でもあるのが分かるのですが、そんな一面を知れてちょっと距離が縮んだなぁと思うと小糸可愛いねぇ…てなりましたね。

 

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ガラスの嘘

すごい良いコミュだったなと思います。

タイトルの「嘘」というのはもちろん親に許可を取っていなかったことだと思います。そして、「ガラスの」にはノクチルの「チルアウト・ノクチルカ(さようなら、透明だった僕たち)」にかかってると思いますが、ノクチルのユニットコンセプトがはっきりとしてないのでイマイチわからなかったです。また、真面目で嘘をつくのが下手な素直な小糸を透明なガラスに例えているのかなと思ったり、ガラスには全然別の意味があるのかもしれないですが、しっくりくる感じのは思い浮かばなかったです。

 

このコミュは小糸ちゃんにとって転換期で、プロデューサーと共に大きく一歩を踏み出せたなと感じています。小糸にとってアイドルとは幼馴染といるために始めたモノでした。

しかしレッスンを通して、3人といることの楽しさ以外にもアイドルを続けたいと思えた理由があったんですよねきっと。コミュからだと正直自信がないので憶測として、プロデューサーという存在、プロデューサーの肯定と期待が彼女の背中を押したと自分は考えてます。完全に想像ですが、小糸の家庭はそこそこ厳しい家庭で、今までの人生で「結果を出すこと」を強いられてきたのかなと思いました。

シーズン2の失敗では、「あなたにアイドルなんて出来るわけない」と親から言われています。

 

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しかしそれは親から「できない子」という烙印を押されていたわけではなくて、「見合ったことをするべき」というような現実的な教育でより自己肯定感が否定されてしまい、その上で「結果を出すこと」が求められたのだと思います。

だからこそ必死に努力してなにか1つでも結果を出そうとした、それが勉強という形になったんだと思います。そして、そんな中で出会ったプロデューサーは、結果を残せなくても嘘をついてもそれを受け止め、一緒に成長していこうと言ってくれたのです。小糸にとってその存在は初めてで、大きく、その存在があることで、自分の中のアイドルを続けたいという気持ちを小糸自身が認めることが出来たんだと考えています。

 

どんなアイドルになりたいかがわからなかったとしても、自分を応援してくれていることに対しても小糸は応えたかったんだと思います。

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そんな小糸とプロデューサーの絆がまた1つ強まったコミュでした。

プロデューサーがすごすぎて正直ビビッてます。ここまで真摯に向き合ってくれる人はなかなかいないですよふつう。それは小糸がそういう気持ちにさせてくれるようなアイドルだったからだとは思いますがそれにしても凄いですね。

 

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背中みっつ

福丸小糸ッッッッ!なコミュで普通に感動しました。し過ぎて涙出ました。

ここのコミュは言わずもがなノクチルの他3人の背中を示しているんだと思います。「みっつ」が平仮名なのは幼いころから思っていたからでしょうね。

小糸にとってあの3人はどういう存在なのか、そして小糸にとっての「努力」、うおお小糸ー!!!!!ってなりましたよね(?)

最初のシーンから、条件付きで許しをもらえてどうにかアイドルを続けていけることになりました。ここの「そうでした」3連発が気づくと違和感がすごくて何か意味があるんだろうなとは思うんですけど、普通にわからないのでわかる方はぜひ教えて下さい。

 

そして場面が変わり、車中での会話に移ります。

 小糸は幼馴染3人と一緒に居たいという気持ちでアイドルを始めますが「何をやってもすぐに出来る特別な3人と違って自分は特別ではないから、どうしても一歩遅れてしまう」と考えています。

そのため努力して追いつこうとしますが、努力をすればするほど自分と彼女らにある大きな差が浮き彫りになって孤独を感じずにはいられなくなってしまうのです。

 

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だから表面的に「よゆーです!」「みんな私がいないとダメ」と言うことで、周りも自分も誤魔化しているんだと思います。そして、もし追いつくための努力と知られてしまえば、それこそ4人一緒ではいられなくなってしまうと小糸は考えているのでしょう。だから努力を隠すのです。

またガラスの嘘でも触れましたが、小糸は「結果を出すこと」を大事にしていて、そのための努力を価値として認めることが出来ないのだと思います。

 

小糸にとっての努力は負の象徴に近いものなのかもしれません。

 

そんな小糸に対して、プロデューサーは反対に、努力できることもまた特別な才能で、正であり、たとえ結果が伴わないとしてもその努力は無駄ではないし小糸が誇れるものだと明言します。今の小糸にとってそうでなくとも、いつかはそうなってほしいというプロデューサーの願いでもあるのだと思います。

 

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ここですごいのは、大っぴらにするのではなくプロデューサーと小糸だけという形をとり、小糸の想いも汲み取っているところです。小糸を絶対に傷つけないように本心を探る感じは、到底できないなぁと思っちゃいますね。

 

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常に小糸を第一として、前でも後ろでもなく隣で一歩一歩一緒に歩んでいこうとする姿勢はオタクには厳しいかもしれないですね。それくらいプロデューサーのかける言葉はめちゃくちゃ考えられていて本当にかっこいいなと思います。

 

 

 

今は小さな糸だけど

このコミュ名は親愛度レベル12でいろいろわかると思うので、プロデューサーのみなさんは頑張ってください。というのは冗談ですが(ぜひ読んでください)、きっとこのあとに続くのはなにか前向きな言葉で、今まで自分を肯定できなかった小糸がそう言おうとしていることにすでに成長を感じますね。

内容も発見というより、今までに築かれてきた小糸とプロデューサーの信頼関係が全面に出たような感じでした。信頼し合う2人はとても大きく見えたし、会話の1つ1つが今までのコミュを想起させていて、成長とはこういうことなんだろうなぁと思いました。

個人的に選択肢が全部泣けるので読んでほしいですね。次はWING優勝後なのでゲームで読んでから読むことをおススメします。

 

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ここにおいでよ

いわゆるWING優勝コミュ、ネタバレなので気を付けてください。

始めの「小糸」とプロデューサーが声をかけても「ぴゃっ!」と言わないのがめちゃくちゃ良いですね。これまで何度も呼ばれ過剰な反応を示していたのに、いつのまにか当たり前になっているという見方をするともう感動ですよね。

そして出会ったときに答えられなかったどんなアイドルになりたいかに小糸は1つの答えを出します。

 

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自分の居場所がなくて困っているファンにとって楽しい居場所を作れるアイドルになること、それは、居場所を追い求めその痛みや苦しみを知っている小糸にしかなしえないアイドル像なんだと思います。

最後の小糸のメッセージで完全にTRUE ENDです。

 

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余談

というのがWINGコミュの感想と考察でした。とても感動出来て素晴らしいコミュだなと感じますが、話の内容が重た過ぎる印象も受けました。それがシャニの良さでもあるとは思うんですが、16歳にしてはヘビー過ぎませんか???

 

そういえばサンセットスカイパッセージの言葉

 

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小糸はやはり自分には他のアイドルと違って羽を持たず飛ぶことが出来ないと考えているんだと思います。しかしWING後で考えるならば、小糸は、今すぐに羽が生えなくても、明日、いつか羽が生えて3人に追いつけるように、自信を持って努力を続けていくことをここに書いていると私は考えています。

 

ちなみに小糸のモーニングコミュベスト3は1位⑦、2位⑮、3位⑭です。⑦のコミュ、小糸の優しさ溢れすぎててガチ愛おしいです。

 

小糸…トップアイドル、目指そうな…!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

pSSR小糸のコミュも良いのでぜひ引いてください。