こんばんは〜
THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 06に収録されている「夢が夢じゃなくなるその日まで」があまりにも小糸ちゃん過ぎてこれはヤバい~~~~となったので記事にしています。
というか他2曲もあまりに強くて、完全に名盤確定なわけでどうしてこうなってしまったの~と頭を抱えています。
とりあえず本記事はこの曲のどこが福丸小糸ちゃん過ぎるのかを書いていきます。
記事中に出てくるW.I.N.G.やG.R.A.D.についてはそれぞれ別記事で書いておりますので良ければ読んでください。
W.I.N.G.
G.R.A.D.
CANVASシリーズのコンセプト
一応前提としてのシリーズコンセプトを整理します。
今回のシャニマス曲のユニットCDには「@」が入らないという意味ありげがな感じになっています。自分としてはシャニマス5thから次のステージに踏み出したシャイニーカラーズが最初にキャンバス(=白紙の画布)に描くようなテーマの楽曲をリリースしていくという認識です。
ノクチルの場合、まずジャケ写の彩度が高さが目立ちますよね。
GR@DATE WINGの淡い色合いから見ると個人の色がすごくはっきりしています。
そしてその色を作っている傘が良い、、、今回使用されているビニール傘は、本来透明な傘の部分がそれぞれのキャラクターの色になっているという演出で、「チルアウトノクチルカ(= さよなら、透明だった僕たち)」を体現しています。
アイドルたちが水面に仰向けになって空を見上げているのも、ただ前を向いて走っていたところから、空を見上げ各々が目指すアイドルを見ているように感じられて𝒗𝒆𝒓𝒚 𝒈𝒐𝒐𝒅...
歌詞
この曲の歌詞は、ノクチルがそれぞれアイドルとしてどんな風になっていきたいか、みたいな、本当に王道アイドルユニットの1曲目みたいなコンセプトで作られているのかなと思います。だからこそ、ノクチルの中で唯一と言っていいくらい王道アイドルに近い小糸ちゃんにピッタリなんだと思います。
以下歌詞に対して感想を書いていきますが、ユニット"ノクチル"を切り離して、福丸小糸目線で見ていますのでご了承ください。
初めてを見つけたあの日
全部が輝いて見えたんだ
手を伸ばせば届きそうなくらいに
ただ眩しかった
自分としては、"なりたいアイドル"を明確に見つけたW.I.N.G.優勝の日が「あの日」であり、「眩しかった」のはお客さんだと考えています。
小糸ちゃんにとって"なりたいアイドル"とは
「自分の居場所がなくて困っているファンにとって楽しい居場所を作れるアイドル」で、その理由も居場所を追い求めその痛みや苦しみを小糸自身が強く知っているからです。だからこそお客さんを凄く身近に感じられるのです。そんなお客さんの楽しそうな表情やペンライトを眩しいと表現しているのかなと思います。
かすかに胸に芽生えた思いは
気づけば理由に変わっていた
W.I.N.G.を通して、最初は幼馴染3人と一緒に居たいという気持ちでアイドルを始めますが、優勝までの過程で「何のためにアイドルをするのか」が変化し、その思いがだんだんと形になっていきます。
どんなに遠く離れた未来でも
昨日より今日、今日より明日
夢が夢じゃなくなるその日まで
せいいっぱい まっすぐに追いかけて きっと
いや~~好きすぎる…。
まず「せいいっぱいまっすぐ追いかける」って表記も相まって小糸過ぎません?
ただがむしゃらに頑張っているのではないんですよね。
G.R.A.D.でも結果が出なくて焦っていたところから、Pと一緒に自分の目標を改めて見つめなおして、そのために何が必要で…と試行錯誤していく小糸がこの「せいいっぱいまっすぐ」という部分に詰まっているんだと思います。
いつだって僕らはやソロ曲と同じ「せいいっぱい」でも小糸が歩んできた約3年の重みが乗っていて全く別物になっているんですよね。
「昨日より今日、今日より明日」は僕らだけの未来の空の「踏み出した昨日が 初めてを見つけた今日が 明日を呼んでる」過ぎるのでそれ以上でもそれ以下でもないですが、それもまた小糸ちゃんに凄くピッタリです。
一歩勇気をもって踏み出した昨日、そこから何かを見つけられた今日、何かをもってまた次を踏み出す明日ってコミュの「教科書を閉じたら」「ふたつ丸を重ねて」とかが想起されます。それにきっと小糸ちゃんは毎日一歩踏み出して「明日」を追い求めているでしょう!(オタクの妄想)
そんな姿を想像しながら書かれた歌詞に思えて仕方がないです、はい。
数えたらキリがないくらい
何度も挫けそうになった
そんな時は決まってあの日に見た
景色思い出すんだ
いや~~ここも小糸過ぎるだろ……。前半は小糸パートで言うことがありませんし、何度も失敗して、その度自分にはできないかもしれないと思ってしまっても、
「あの日」W.I.N.G.で見た景色を思い出してファンの期待に応えるために頑張ろうと立ち上がるんですよね。
駆け出して、転んで、立って、一息
そんな繰り返しの日々でも
ここの「一息」という歌詞、ノクチルらしさにあふれていてすごく好きなのですが、一見すると従来の小糸っぽくはないんですよね。どちらかというと慌てふためている方が小糸ちゃん感あります。
ですが、G.R.A.D.で敗北した時のコミュでも、悔しさがあっても次はどうしようかと冷静に立ち直り、失敗を取り繕うのではなく受け止めて次を見据えることができるようになっています。きっとデビュー時にはできなかったことで、そんなフレーズを歌えるようになったことにすごく成長を感じます(そもそもソロ曲で同じようなパートがある)
自分で選んで決めた道だから
これしかって思ってきたから
誰よりなにより自分自身を 夢を
信じ続けたいんだ ずっと
わたしの主人公はわたしだから!じゃ~~~~ん!!!!!
自分を卑下してきたことが多い小糸にとって、自分自身を信じ続けることってかなり難しいことでしょう。でも今の「わたし」を認めて信じること、そこからどうするかで道を切り開いていけると小糸は知っているんですよね。
明日突然羽が生えたようになにかがうまくいくわけではないけれど、地道に1つずつクリアしていくことで、自分の信じている夢を叶えようとするのが小糸の決めた道だと思います。
どんなに遠く離れた未来でも
誰かに無理だと笑われても
届きそうで届かない光を
せいいっぱい まっすぐに追いかけて
夢が夢じゃなくなるその日まで
LaLaLa...
ここの追いかける対象が先ほどは「明日」だったのに対して「光」になっています。
その「光」ってなんなんでしょうか?ノクチルの他のメンバーでしょうか?
小糸にとってノクチルの他3人はいつまでも憧れの対象であることに違いないのですが、ここでいう「光」とは先ほど書いた「理想のアイドル」だと私は思います。
この「光」は目指す姿で、そこに向けて走っていくことを表現しているように感じました。
もちろん幼馴染3人の背中が「光」であり、その背中を追いかけるというようにも受け取ることはできますが、CANVASシリーズのリニューアルされた新しい1ページ目として考えるならば、そうではないような気がしています。
というのもこの曲は、全体を通して今までリリースされた楽曲のフレーズを引用しつつも、「僕ら」とか「一緒に」みたいな"4人"感が出るフレーズは意図的に盛り込まず、個を意識させているように感じます。
最後のLaLaLa...は今まで内向きに向いていた彼女たちが外(ファン)に対して呼びかけているようになっていて良いですよね。
最後に
というように、小糸ちゃんのために作られたんじゃないかってくらい楽曲が寄っているんですよね。まあ半分くらいは強引にこじつけたようなものですが、それだけ小糸ちゃんにもこの楽曲にも魅力がたくさんなんですよね…。
勢いだけの記事を読んでいただきありがとうございました。